ja-JP/about_History.help.txt

TOPIC
    about_History

簡単な説明
    PowerShell でセッション内に入力したコマンドの履歴を取得し、操作する
    方法を説明します。

詳細な説明
    入力したコマンドを再利用できるように、PowerShell には 2 種類のコマンド
    履歴が用意されています。1 つは PSReadLine モジュールによって維持される
    履歴で、もう 1 つはセッションの組み込み履歴です。

  PSReadLine の履歴

    PSReadLine モジュールは、すべてのセッションで使用したコマンドの履歴を
    保存します。この履歴はホストごとに 1 つの中央ファイルに保存され、
    セッションが終了した後も利用できます。

    PSReadLine は、矢印キー、検索、その他のキー操作を使用して履歴内を移動する
    機能を提供します。詳細については、about_PSReadLine を参照してください。

    PSReadLine は既定で PowerShell コンソールに読み込まれます。組み込みの
    セッション履歴と PSReadLine の履歴は、別々に維持されることに注意して
    ください。

  セッション履歴

    組み込みのセッション履歴は、現在のセッションで使用したコマンドのみを
    追跡します。この履歴は他のセッションからは利用できず、セッションが終了
    すると削除されます。

    PowerShell は、コマンド履歴を操作するための一連のコマンドレットを
    提供します。

        コマンドレット 説明
        -------------------------- --------------------------------------------
        Get-History (別名 h) セッション履歴を取得します。
        Invoke-History (別名 r) セッション履歴からコマンドを実行します。
        Add-History セッション履歴にエントリを追加します。
        Clear-History (別名 clhy) セッション履歴からコマンドを削除します。

    矢印キーを使用して、前のコマンドや次のコマンドへ移動できます。

    PSReadLine が読み込まれていない場合、次のキーボードショートカットを
    使用してセッション履歴内のコマンドを再利用できます。

    - F7 を押すと、履歴の一覧が表示されます。
    - F8 を押すと、文字を入力した後に、その文字で始まるコマンドを履歴から
      検索します。
    - F9 を押すと、ID 番号でコマンドを探します。

    注: F7 と F9 のキーは、PSReadLine が読み込まれている場合はどの機能にも
    割り当てられていません。

    また、#<string> と入力してから Tab キーを押すと、<string> を含む履歴を
    検索し、最も新しい一致を返します。

  $MaximumHistoryCount 変数

    $MaximumHistoryCount 変数は、現在のセッションで保存されるコマンドの
    最大数を決定します。既定値は 4096 です。これは、PowerShell がセッション
    履歴に保存および取得するコマンドの数です。

    たとえば、セッション履歴に保存するコマンドの数を 100 に減らすには、次の
    コマンドを入力します。

        $MaximumHistoryCount = 100

    今後のすべてのセッションに新しい値を適用するには、$MaximumHistoryCount
    変数を PowerShell プロファイルに追加します。

  実行の順序について

    コマンドは、入力された時点ではなく、完了した時点で履歴に追加されます。
    あるコマンドの完了に時間がかかる場合や、コマンドがネストされたプロンプト
    内で実行されている場合、コマンドが順序どおりに表示されないことがあります。

関連項目
    about_Line_Editing
    about_PSReadLine
    about_Variables
    about_Preference_Variables
    about_Profiles
    Add-History
    Clear-History
    Get-History
    Invoke-History

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原文: PowerShell-Docs (CC BY 4.0) の翻訳 / PSHelpJaJP