ja-JP/about_UiPathOrch.help.txt
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about_uipathorch SHORT DESCRIPTION UiPathOrch は, コマンドレットで Orchestrator のエンティティを管理するための PowerShell プロバイダです. LONG DESCRIPTION UiPathOrch は, 複数の Orchestrator テナントを PSDrive としてマウントし, dir, cd, mkdir, rmdir, ren, copy などの馴染みのあるコマンドで扱えるようにします. ライブラリ, パッケージ, プロセス, ジョブ, アセット, キュー, トリガーなどの多くの Orchestrator のエンティティを操作できます. コマンドラインやスクリプティングにより Orchestrator を簡単に管理できます. 複数のテナントを同時に操作 複数のテナントを同時に, PSDrive としてマウントできます. `Edit-OrchConfig` で、設定ファイルを開いてください. PSDrive を確認するには、`Get-PSDrive` を使います. 利用できるコマンドレット このモジュールに含まれるコマンドレットの一覧は, `Get-Command -Module UiPathOrch` で表示できます. コマンドレットに含まれる名詞は, すべて Orch で始まります. 複数のフォルダーを同時に操作 操作対象のテナントとフォルダーは, -Path, -Recurse, -Depth パラメータで指定します. これらのパラメータは, コマンドレット名の直後に指定してください. これにより, 後続のパラメータ値の自動補完が適切に動作するようになります. -Path には、ワイルドカードを含むパス文字列をカンマ区切りで指定してください. これらのパラメータを指定しない場合は, 現在のフォルダーが操作対象となります. 自動補完による入力支援 コマンドレット名, パラメータ名, パラメータ値は, 自動補完で入力できます. 自動補完は, [Ctrl+Space] もしくは [Ctrl+Tab] を押下することで機能します. 自動補完を利用するには, PSReadLine モジュールをインポートしてください. 複数のエンティティを同時に操作 エンティティの名前は、複数を同時に指定できます. ワイルドカードを含むテキストを, カンマ区切りで指定してください. モジュールの更新 ときどき `Update-Module UiPathOrch` を実行して、モジュールの最新版をダウンロードしてください. EXAMPLES Example 1 PS Orch1:\> cd Shared `cd` コマンド (`Set-Location` コマンドレット) は, 現在の場所を変更します. [Ctrl+Space] を押下すると, 移動先のフォルダー名の一覧が表示されます. Example 2 PS Orch1:\Shared> cd .. `..` は, 親フォルダーを表します. `.` は, 現在のフォルダーです. Example 3 PS Orch1:\> dir -Recurse `-Recurse` パラメーターは, 現在のフォルダーと, そのすべてのサブフォルダーを操作対象とすることを指示します. このモジュールに含まれるほとんどのコマンドレットが, `-Recurse` パラメーターをサポートします. NOTE TROUBLESHOOTING NOTE Orchestrator web interface やほかの外部アプリで変更したエンティティの内容が反映されない `Clear-OrchCache` コマンドレットを実行して, このモジュールがメモリ上に保持しているキャッシュをクリアしてください. SEE ALSO KEYWORDS |